21〜22日にかけてまとまった雨が降り、川筋、港湾部ともにひとまわり秋が深まった感にあった。

港湾部へ行く前にちょっと中川へ寄り道して60UPを一本キャッチ。



すぐさま干潮間際の港湾部へと向かう。

潮時はソコリ前、東雲で10投ほどして反応がないのを確かめると、すぐに有明方面へ移動する。

先日の雨の影響で濁りが入った内運河。
その濁った潮が下げいっぱいで海側に流れ出たタイミング。
そこから上げ5分までがバクバクの勝負時だ。
風はほとんどなく、わりとベストに近い。
あとはベイト次第。

ポイントに着くとジアイの真っ最中で、しきりにベイトを追っているのか15〜45cmサイズのライズが止まらない。
まずは数釣り中の鉄則でもある水面直下から、TKLM90で反応を見る。

上げ潮が効き始めると大きな反転流が巻き起こるエリア。
その反転流の中で膨大な数のベイトが水面で逃げ回っている。
iイナッコだけじゃない。ぱっと見ただけでも3種類はいる。
こうなると、どう考えても最初から何を投げようが1投目で食ってくるような雰囲気だ。
完全にシーバスがイカれちゃってる。。

フルキャストでライズのある付近を通してくると初っ端からマグカップ大の穴がガボッとあく。
45cmくらいのシーバスが飛び出したがすぐにバレてしまった。
そのあとも何度かバイトはあるものの、やけにサイズの小さいやつばかり食ってくる。
追ってくる30cmクラスの群れの下に4,50cm台の魚が必ずついてくるというのに・・・。

少し潜らせようとカンニバル、X−80を使うが超高活性なセイゴサイズばかりがリトリーブ直後にバイト。
このままセイゴにもて遊ばれてるとせっかくのジアイをセイゴで終らせるハメになってしまうので
セイゴのバイトはなるべく避ける。
それでも掛かってしまう魚はその場でシェイクして外れてもらうしかない。
それでも5本くらいはどうしても外れず丁寧に外してリリース。



それからキャストし続けたカンニバルにセイゴがついばんだ直後、ゴンッ!といいバイトが出た。
すかさず浮かせて突っ込ませないようにすると薄っすら見えてくる魚影。
見た目70UPの魚が水中で猛烈に首を振ってる。


ップン・・・!



「うぉぉ〜!!」
インテンションを掛けていたつもりがいとも簡単にフックアウト…。
冷静さをとりもどすように次に何をすべきかを考えてみる。

で、おもむろにタックルケースから取り出したのはメガバスのワンテン。
ルアーサイズと共にフックサイズも上げ、フラッシングでアピールさせつつセイゴサイズを掛けない作戦にでる。

それが吉も吉、大吉と出た。

#4の2フックバージョンにしたワンテンでテンポよくジャークを繰り返す。
するとセイゴサイズを無視するかのごとくコツン・・と当たっても9割がたフッキングしない。

これならいける!

ワンテンに換えてから10投もしないうちにゴフッ!と引っ手繰られるようなバイト。
フックが掛かったのを見計らってスイープにアワセると、フックのフトコロまで詰めるイメージでさらに負荷をかけていく。
足元まで寄せたあと、素早くタモですくい上げたのは75cmブリブリのシーバス。



そこからはワンテンがアベレージサイズを上げてくれて、ヒットすれば50〜65cmといった感じ。



このパターンがツボにはまったようだ。

さらに70UPがヒットするも強烈なセカンドランでラインの角度をうまく保てずフックアウト。
結果的には40〜75cmまでを約20尾と絶好調。
セイゴサイズを含めるとその倍といったところか。
サイズを選ばなければどんなルアーでもOK。
ギャロップ
コモモ
阿修羅12cm

途中でシーバスが吐き出したベイトは6,7cmのイワシのようなキビナゴのような、消化寸前ではっきりとわからなかったが細身の小魚がメインディッシュとなっていたようだ。
セイゴの活性が高いときは、どでかいシーバスも活性が高い。
そこからいかにナイスサイズを引き出すか、これもまた一つベイエリアゲームの楽しみ♪


「使用タックル」
ロッド:
プレジール93キャストマスター
リール:
ステラSW4000HG
ライン:
東レ・ソルトライン シーバスPE 20lb
+ショックリーダー
東レ・ソトラルイン〈フロロショックリーダー〉30lb
ヒットルアー:
サスケSS95壱
TKLM90
カンニバル83S
VISIONワンテンSW
X−80SW
ギャロップ30g
コモモ
阿修羅