8月1日、気持ちよく朝日が差し込んでくる。



・・・寝坊!!

最も期待していた朝まずめをなんとも逃してしまう。。


時間は戻せないので午後の上げ始めにサイズUPを狙って今一度、砂地のシャローへ向かった。
状況はほぼ前日と変わらず何筋もの潮目が横切り風は向かい風、キャストしづらくも、そこは低い弾道とPEラインで飛距離をカバーする。
開始数投目、マール・アミーゴがボトムを離れた瞬間にゴゴン!!と弾かれた。
これがまたルアーに触っただけで掛けることができない。
弾かれた瞬間に、シーバスが食い損ねたベイトのつもりを装って弱りながら逃げ惑うようにアクションを加える。
一度ヒラを打たせ、速攻で超ファーストリトリーブ。




グッ!!

ルアーが上昇し始めた直後にリールを巻いていた手が止まる。
今度はしっかりフッキング。

足元まで寄せると足元の根へ何度も突っ込む元気っぷり。
沖を通る船の引き波を利用して磯に引き上げたのは72cm、かなりウェイトのある魚。



上げの潮もずいぶんと効いてきて手前の潮目もはっきり出てきた。
そして2度目のバイトで潮目の筋から食ってきた70cmをキャッチ。



その後、反応がなくなってしまったので上げいっぱいを狙って、二級河川の河口へと向かった。



この川も比較的釣りがしやすい。
台風でもこない限り、どこでも釣りができる川。
川は前日の夜中に雷をともなう激しい雨が降ったため、予想以上に濁っていた。
そう、この大水が狙い。


ここでもマール・アミーゴをセットして堤防の先端へと歩く。
堤防の付け根に先行者がいて、ミノーをキャストしていたが反応はないらしい。
とりあえず先端に陣取りキャストを開始。
河口は川水の濁りと海水がぶつかり合って、複雑な流れになってる。
ベイトの動きも活発でどうやら何かに追われてる感じ。
上潮の流れは川の右岸よりを流れ、それとは反対に補うようにして川の濁った水が沖へと流れで出る。
魚が出るとすればその潮目付近だ。

最初は海側からフルキャストしていって徐々に河川内へと探りを広げていく。
その4投目、河口の中心にできた潮目を切るように引いてくる。
そろそろ潮目に差し掛かるというところで。



ゴォッ!!

思い通りの場所でロッドが押さえ込まれる。


しっかりアワセると魚はエラ洗い体制に持ち込もうと一気に浮上し始め、豪快なエラ洗いで水面へ飛び出した。
これもたらふくベイトを食べているのかファイトが重い。
最後の一潮で流れの速いなか、足元まで寄せハンドランディング。
上げてみると80cmジャスト。


(↑レンズの中に海水が入ってしまったので曇っちゃった。。なんとか撮れた一枚)


で、これに満足してしまっておしまい。
(写真を撮ってくれた方、ありがとうございました。)

帰り道、今日の晩御飯は伊豆松蔭の刺身定食に決めた。
東京で食ったら¥3,800くらいとられそうな豪快なもの。
やっぱ地物のキンメはうまかった。

「使用タックル」
ロッド:
プレジール、DP93キャストマスター
リール:
シマノ・ステラSW4000HG
ライン:
東レ・ソルトライン シーバスPE 25lb
+ショックリーダー
東レ・ソルトライン〈フロロショックリーダー〉30lb
ルアー:
マール・アミーゴ80