最近また、色の無い同じ夢を見た。

新木場貯木場の片隅で90cmUPのスズキが、浮いた丸太の下で産卵しているのだ(笑)
そんな夢を見ると必ず何か良いことが起きる。

このときは、ふとしたことからまるで神にとりつかれたように思ったことや行動がビッタリとハマる出来事・・・。


チーム「マジカル」としてシーバスガイド「WITH」の高見氏とタッグを組み参戦。

20日のプラクティス。
横浜、川崎方面の沖バース、運河筋を下見したところ、ヒットしても、なかなか一つのポイントから複数の魚をだすことができない。

しかも魚のいる場所がかなり狭い範囲に限定されてしまっている。

さらに追い討ちをかけるようにショートバイトがGET率を下げるうえ、サイズがまとまらないという最悪の状態だ。
はっきり言って魚がまったく見えていない。
とりあえず掛けた釣果の方も首を傾げたくなるサイズが5本。


が、手当たり次第さぐりながらディープの魚の反応を見ていくうちに、魚はある特定のアクション、
もしくはスピードに対してそれまでとは異常なまでの興味を示すのではないかという疑念が頭をよぎる。
結局その日は疑念を残したままプラを終える形になってしまった。




翌日、その疑念を少しでも確証に近づけるために向かったポイントで、何気なく取り出した一つのスプーン。

この日は何かに取りつかれたかのごとく、何の迷いもなく選んだスプーンをセットする。
まずは運河筋。
これが魚の勢いを止めることなくバイトへと導くことに成功。
さらに沖のバース周りへ移動したところ、低活性の魚がそのルアーに引き寄せられ、良型のバイト&ヒットを得る形となった。




大会当日、東京湾マリーナからスタートして沖のバースを目指す。
とりあえず3本、といきたいところだが、
ポイントに到着直後、いきなりトラブル発生!!
当初エレキを使う予定だったのだが、なんとショートしてしまって使えない。
ボートポジションの繊細さを欠いた状況でバースの中にメタルジグ60gを落とす。
ゴゴンッ!と初っ端からバイトが連発する。
ショートバイトが多い中、1時間たらずでサイズがバラバラながら叉長40〜56cmの4本をライブウェルに入れることができた。

そこから大会時間も半分を過ぎようとしたところで、船が離岸したばかりのバースに入る。
水深の浅いストラクチャー絡みでプラ時に好調だったスプーン。
そこで1キャスト目から良型がヒットしてくる。
水深4,5mレンジまでフォールさせてあとは普通に巻いてくる。
するとついばむようなバイト。
スプーンの強烈なアピール度と、ただ巻き時の浮き上がりの速さと角度。
余計なアクションは要らない。

ファーストヒットは55cm、立て続けに59cmもキャッチした。
ここでヒットしてくる魚のほとんどは50cm半ば平均のサイズで、多くが透明度2m前後のラインを越えようとしたところでバイトが出る。
中には水面ギリギリまで追ってくる魚もいた。
途中で60cmくらいの入れ替えサイズがヒットしたものの、丸のみされてしまったため弱ってしまう可能性を考慮して、
なくなくリリースする場面もあった。

良型を掛けていくうちにショートバイトながらロッドを大きくへし曲げる魚がヒット!
強引に突っ込もうとする魚をバースの隙間から引きずりだして70cmをランディングすることに成功。
これでかなり有利になったが、入れ替えに次ぐ入れ替えで魚を生かすことの方が大変。
何度か入れ替えできない魚もヒットしたが、最後に入れ替え可能な57cmをキャッチしたところで会場へ帰着することに。



会場でウェイインに持ち込んだ魚は57cm・59cm・70cm。

合計叉長186cmで準優勝。
もしかしたら一番上にいけちゃうかな?って思ったけども
そこはさすがのプロガイド森田氏に圧倒的な差で突き離される結果となった。
森田氏は100匹くらい釣ったとか??

無事、第1戦を終えることとなりました。


「使用タックル」
ロッド:
Alchemist AS−671L
TD−BA 681MLFS
GATE Boater's Pride G541BPC
リール:
'95ステラ3000DH
'98ステラ4000DH
カルカッタ200XT
ライン:
すべて、東レ・ソルトライン シーバスPE15lb+
東レ・ソルトライン(フロロショックリーダー)25lb
ルアー:
ヒラジグラ60g
スプーン8g・12g(コーッタック)