今週は色んなことに集中してたために、やけに時間の過ぎるのが早かった。
あっという間におとずれた週末のTSC第6戦。
シリーズ最終戦の今回はプラができなかったということもあって当日は東京の1つのエリアに絞って勝負することにした。
このシーズンに膨大な数の魚が集まるエリア。
一見、待ちの釣りのように思えるこのエリアもここぞと決め込んで撃っていかなきゃまったく釣れないエリア。
攻めの釣り、積極的に活性の高い魚を見つけてガンガン釣っていく釣り。

スタート直後、速攻でそのポイントを目指す。
キャプテンの積み重ねてきた勘と自分の確かな目で、魚のいる筋を探す。
そのエリア全体の構造イメージと潮の流れを頭のイメージの中で重ね合わせて活性の高い魚の沸くピンポイントを見つけていかなきゃならない。
目に見えるのは海面だけ。
そのわずかな変化にアンテナを高くして察知していく。

初っ端からバイト&ヒットが連発。
叉長50cm台が次々とヒットする。
開始そうそうほんの短い時間でリミットメイクできた。
そこから数を釣ってサイズを上げていく。

しか〜し!
またしても大会中のトラブル発生!
まったく僕が出る度に電装系のトラブルが必ずといっていいほど発生する。。
エレキ、ビルジときて今度はソナー。。
これに大きく頼っていた部分も多くあって電源が入らなくなったときの精神的ダメージはデカイ。
キャプが直そうといじってみるがウンともスンとも言わない。
結局は時間がもったいないのでソナーは諦めて釣りに戻る。

何もないように見える水面下で明らかに魚のかたまる潮。
これだけに絞って魚のいるところだけを細かく移動しながらコンスタントに釣りまくる。
ルアーはミノーオンリー。
結構釣れるので色んなルアーで釣ってみた。
でも魚を引っ張ってきてくれる動きがちゃんとある。
ダーティスト、B−太、サスケ裂波、フライングダイバー、x80、を使い分けて
最初から最後まで釣りまくった。
30本以上をコンスタントに釣り上げウェイインに持ち込んだのは、
裂波の波打ち際で食ってきた68cm、ダーティストの67cm、フライングダイバーの64cm。
トータル199cm

普通この数字なら優勝はもらった!とか思うじゃない。
でも今回はスーパーハイレベル!
シングル入賞するにも180cm台を持ってこないと無理で、5位から190cm台が続く。
結果、全長91mキャッチした方が204cmで1位、2位が201cm、

で僕の199cmが3位だった。

でも釣りの内容としては悔いはなかった。
目だったバラシもなく、パターンもしっくりはまった。
残ったのは満足感だけ。


年間ポイントランキングは4位

ランキング1位は不動の葉多埜氏。
そのサイドに霜田氏、森田氏が並んだ。


YYYからの帰り道、今年のTSCの終わりを告げるかのごとく夕日が静かに沈んでいった。


「使用タックル」
ロッド:
プレジール88
TD−BA 681MLFS
リール:
ステラSW4000HG
セルテート3000
ライン:
すべて、東レ・ソルトライン シーバスPE20lb+
東レ・ソルトライン(フロロショックリーダー)30lb
ヒットルアー:
ダーティスト
B−太
サスケ裂波
フライングダイバー
x80
ボート:
WITH