先週末のライトタックルトーナメントが撃沈に終わり、我らのチームは自分が掛けたペンペンのみ。

ぶっちゃけあんだけ走り回って目視したシイラは5匹か6匹くらいと完全に撃沈モード、

情報量の貧弱さとチームワークの不甲斐なさを痛感した大会でした。。

でも大会終了後の食べ放題・飲み放題パーティーが僕の中では結構お気に入りで

どちらかと言えば色んな人とも会えて話せるっていうのが僕の中ではとっても魅力だったりする。

んなわけで大会で日焼けした肌も黒くなってやっと落ち着いた。


で、今日は原稿を書きおえて夜に南東の風が北東に変わった頃に荒川へ。


外に出ると結構涼しくて夕涼みシーバスにはもってこいな感じ。

まず、向かったのは荒川中流域。

この間いった場所もちらっと寄ってみようかと思ったけど先行者がいたのでスルーして次のポイントに向かう。


岸よりの水面にはいつもどおりイナッコが小さく群れていて魚に追われてる気配はない。

水際まで近寄って流れの筋がズレるハードボトムのシャローを攻める。


ルアーはモンク100。

シャローには転々とストラクチャーが転がってて、その一番でかく、岸よりにあるやつから攻める。

水深は普通に浅い。

流れはそれほど早くもなく、そのストラクチャーの存在をはっきりと感じ取れないが記憶を辿ってその位置を思い描く。

モンクをダウンクロスでフルキャスト。

着水してからU字で通すか魚の後ろから通すか考える。

着水させてみると予想より流れが速くって急いでコースをU字に切り替える。

が、タイミングが遅すぎてストラクチャーがあると思われる50cm後方を通過。

ヘタに反応してミスんないでくれ・・・!などと思いきや水面にはなんの反応もなし。




いないのか??



もう一回キャストして今度はきっちりU字で通す。

その先端に差し掛かったときモンクの引き波が消えた。

なんだよ〜いたんじゃん。

(56cm)


そこから狙うラインを少し沖側へとずらしてく。

TKLM90にチェンジしてボトムを意識しながら表層をスロージャークで広く探ってく。

U字を描けないほどきつい角度でダウンクロスを入れて、チョーン、チョーンと引っ張ってくると

どこかに着いてた魚が反応する。

その数投目。







ゴボゴボボゴッ!!







(67cm)

ポイントというポイントは必ず魚が着く場所がある。

明暗部もそうだし、潮目もそう。

あとはそのポイントにどれだけ長くとまれる要素をもっているか。

ちょっとした変化にも着くか着かないかは魚次第、そこが小場所であろうがその魚にとって好条件になりさえすれば

活性の高い魚は着く。

昼間に本気ハゼ釣り師が集うポイントもポイントとしてのポテンシャルは高い。


同じコースを同じ誘いで通してくるともう一発。

(55cm)


コースを流心に近づけていくたびにTKLMが効かなくなる。

サスケSS95にチェンジ。

流心に吸収されてく流れのエッジがシャローに絡むライン。

潜らせてただ巻きで引いてくる。

何度かコースを変えてったところで



ごんっ!



(50cmくらい)


立て続けに似たようなサイズがヒットする。

(52とか3てサイズ)



その後は下げ5分くらいになったところで綾瀬川まで移動する。


川面にはイナッコがところ狭しといる。

でもボイルとかはまったくなし。

ベイトがいる橋下に入ってゴロタ混じりのシャローブレイクを攻める。

お手軽で攻めやすい明暗部。

きっちり通してブレイクをかすめてくる。

何投かしたところでB−太にゴゴンッ!

(50ちょい)


今度はラパラCD9にチェンジ。

もうちょい潜らせてさらにボトムを舐めるように引いてくる。


ゴンッ!



合わせるも全然ひかない。

おかしいなぁと思って抜き上げてみるばなんと傷を負ったシーバスじゃないですか。

これって人間が負わせれるような傷じゃないよね?

背びれはほとんど綺麗だけど鼻っ面がごっそりなくって尻尾が微妙に欠けている。

っていうかよくフッキングしたなと・・・。

(54cm)

年間10本くらいは奇形や大きな傷を負った魚を釣るけどこんなにモロで削りとられてるような魚は初めて。

仲間の話じゃ誰かが逃がしたカミツキガメにでも食われたんじゃないの?とか本気で言われるんだけどそれってどうなんだろう。

すでに患部が馴染んでるから傷を負ってから時間がたってそうだけど、鋭利な刃物で切られたような傷跡ではないしなぁ。

こんな状態でもちゃんとエサを食えてるところがすごい。

この魚を丁寧にリリースして終わりにした。

(おまけ)

荒川ってタヌキみたいなハクビシンみたいな生き物普通に棲んでるよね?

ウェーディングしてたら後ろの草むらにタヌキっぽいよう顔でそんな模様のふさふさした生き物が3匹僕の方をみてたことあるんだけど

誰か知ってるひといたらご一報くださ〜い。

ポイント:荒川・綾瀬川
「使用タックル」
ロッド:
DEFI・プレジール88Crazy Hunter
リール:
ステラSW4000HG
ライン:
東レ・ソルトライン シーバスPE 20lb
+ショックリーダー
東レ・トヨフロン スーパーL・EX8号
使用ルアー:
モンク100
TKLM9/11
サスケSS95
B−太
ラパラCD9