荒川には先月末からこの潮まわりにかけて秋の兆しともとれる群れが入ってきた。
そして大量のベイト。
釣れないわけがない。
ポイントとタイミング、パターンさえ外さなければ・・・。
未明の下げ残りに荒川へと向かっていた。
狙いは朝マズメの暗いうちだった。
下げ3,4分の早い時間帯。
橋周りを覗きにいく。
そこには先行者が一人、明暗部へとしきりにキャストしている姿が見える。
徐々に下げていく水位。
そこから1時間ほどいなくなるのを待っていると満足したのか?諦めたのか?朝マズメを前にして帰っていく。
入れ替わるようにして自分が入る。
久々の明暗部。
ブレイクより上の浅いフラットなところは水深50cmほど。
そこの流れは弱く、潮はブレイクより先を走っている。
ルアーはヨレヨレをつけた。
先行者のプレッシャー、散々引き倒されたブレイクより上のシャローフラット。
そんな場所に用はない。
ブレイクから先の明暗部に的を絞って狙い打つ。
当然ミノーでは攻めきれない距離とレンジ。
そんな所に活性の高い魚が残っていた。
というより確信犯。。
1投目、狙い通り明暗部の上流側に落ちたヨレヨレにコツン!と小さなバイト。
30cmクラス・・・(苦笑)
フルキャストしたところでよくもまぁ掛かったもんだ。
大体コツコツ!と当たって乗らないのはこのサイズか、レンジ、アクションが合っていないか。
もう少しボトム狙い。
たまにボトムに当たるヨレヨレ。
何投かしているうちにコソコソ!と何か重くなった。
よし!
な〜んていうのはウソです・・・。全然よし!じゃない。。
実はこの子がガッチリとフックを挟み込んでおりました。。
荒川産シジミ
流れは緩いが、風向きと同調して流れのあるところはしっかり流れてる。
ひたすらフルキャストを繰り返すが着水点はピンポイントだ。
そんな具合で明暗を流しているとゴンゴンッ!
とブレイクに差し掛かる前にヒット。
が、豪快なジャンプで一気にラインテンションが抜けた・・。
推定65cmくらい?!
なんということか、この後も同じようなサイズを同じバラし方で2連発ミスってしまい、意気消沈。。
さて、あと10分、20分で明暗の境がぼやけてくるかなってころ。
これがラストチャンスだった。
着水点から5mほど巻き取ったところでヨレヨレが軌道を変える。
その直後。
ゴンッ!
とはっきりしたバイト。
かなりの大アワセでフッキングしてからエラ荒いに備える。
が、やらない???
これは少しサイズが良さそうだ。
約3/1まで寄せたところで豪快にジャンプしたが外れることなく水際へとズリ上げた。
(77cm)
セイゴサイズに混じったこのサイズ。
自分の気持ちを秋モードにさせるには十分なサイズ。
そして夜が明ける。
明暗の境は完全に消え、ベイトが動き出す。
まだ流れのある川の速い部分。
シャローに点在するボトムの瓦礫や岩盤を移動しながら探り探りボトムを引いてくる。
しばらく歩いたところでX−80にやっとヒットしたのは55cmのシーバスだった。
今の川、ベイトの濃厚さに惑わされるべからず。
ポイント:荒川 |
「使用タックル」 |
ロッド: |
ダイワ・ブランジーノ87LML☆URBAN SIDE CUSTOM |
リール: |
ダイワ・セルテート3000 |
ライン: |
東レ・ソルトライン シーバスPE 20lb |
+ショックリーダー |
東レ・トヨフロン スーパーLEX8号 |
使用ルアー: |
ヨレヨレ |
X−80SW |