結構な雪でしたね〜。
あんな少しでも東京にとっちゃぁ大雪という表示になってしまうお天気サイトやお天気番組。
そんな大雪の降った土曜日は未明からTSCプラの準備。
そんなに降らないだろうとなめてかかったまま深夜に小雨降るなかマリーナへ向かったのでした。
ところが出船予定時間までマリーナで仮眠をとろうと寝始めたとき空からは大粒の雪が・・・。
そのまま目をとじたものの、寝るに寝付けず気づけは朝。
プラ中止電話を受け、寝不足のまま慣れない雪道を家路へと急いだわけで。
それから寝る間もなく取材の準備。
まったくこんな雪の中で本当にやるのか?と聞けば決行でと即答。。
夜景は雪で閉ざされレンボーブリッジも幽霊船のようにぼんやりと明かりが灯る程度にしか見えない。
結局夜遅くまで雪の中でロッドを降り、帰ったのは深夜。
やっと寝れると思いきや5時過ぎにマリーナ集合なので風呂に入り、TSCの準備を済ましたのが早朝4時前。
家で寝れば大幅な遅刻は確実と、マリーナへと直行。
ここで出船時間まで寝ようと思ったが、この考えも甘かった・・・。
マリーナではすでに大会役員の人達がミーティング中で一息もつけぬまま出船の準備にとりかかる。
マリーナは桟橋もボートもヨットも全部雪!
まずはこれを取り除く作業からとりかかり、一手間かかったところで会場の横浜へと向かった。
空は晴れたが海上ではかなりの風が残った。
大会受付時間が迫ると次々とボートがやってくる。
中にはそのボートのデッキにはたんまりと雪を積んだままやってくるボートもいて、今までにない異様な雰囲気でのスタート。
今年も高見キャプテン(WITH)とのタッグを組み、8時スタートで向かったのは会場から程近い大きなバースまわり。
遅い順番でスタートしたこともあってポイントにはたくさんの先行者。
結局、プラなしのぶっつけ本番。
やりたいポイントを叩けぬままかろうじて出る魚探反応に60gのメタルジグを落としていくが、
群れが小さいのか、反応が鈍いのか一向にバイトが出ない。
早々に見切ってタンカーの着く埠頭まわりを流していく。
60gジグで展開の早い釣りをしていくとやっと最初の反応をキャッチ。
でも広く一流しして40cm台、50cm台が2本だけ。
とりあえずライブェルに入れて、さらに別のバースへと移動する。
一つの大きなバース。
その中で反応の出るポイントを探していく。
流れの強い場所、弱い場所、当たる場所、巻く場所、伸びる場所。
それぞれにどんなコンディションの魚がどれだけの規模でいるか。
色々と組み立てては崩しを繰り返し、やっと自分にもバイトが出た。
60gのジグでひたすらやっていたが魚はいるのにまったくもって反応が取れない。
ルアーをファントムU18g、ムーチョルチア25g・35gのローテーションに変える。
シングルフックだとノリが悪くてチラシ針にするとジグが小さいからラインに絡んだり、アクションに支障をきたす。
だからフックは全てカツイチのトレブルX−S51、あの4本フックが付いてるヤツですね。
これだと口切れ防止にもなるし、アクションの妨げにならない。
リトリーブスピードとロッドワークを駆使して反応する魚を探し出そうとするが眠くて眠くてなかなか集中できない。
船のゆれがまた眠気を誘い足元がおぼつくと、ロッドとリールを持つ手にブレが出る。
いい感じでルアーのアクションが乱れるとリトリーブ中にゴンッ!とティップが絞られる。
その瞬間、ぱっと目が覚めて二呼吸ほど遅れて合わせるとゴンゴンゴンと魚が乗る。
とにかく脳から手に指示がいくのが遅い。
これを名づけて
睡拳!
こちらの「酔拳」ではなく寝るほうのね。。
これを意図的にやるのは無理です、まずは40時間起きっぱなしでボートに乗ってください。
いや普通に眠いだけで海に落ちまいと必死こいてやっていただけなんですけどね。。
うまくハマってくれて一つのストラクチャーからときには3,4本が落とす度に連続してヒット。
40cm前後がメインの群れから63cm・61cm・55cmをキャッチして魚を入れ替え時間が来たところで会場へ戻る。
トータルで179cm。
結果は3位入賞と意外なほど高順位にビックリ。
とりあえず無事2006年の初戦を終えることが出来ました。
「使用タックル」
ロッド:
XOR SSR72ML
XOR SSR66ML
ベイトロッド6,5ft
リール:
セルテート3500
セルテート3000
カルカッタ200XT
ライン:
すべて、東レ・ソルトライン シーバスPE20lb+
東レ・トヨフロン スーパーL EX6・8号
使用ルアー:
ブランカ60g・ブランカU60g・40g
ヒラジグラ60g
ファントムU18g
ムーチョ・ルチア25g・35