さて、TSSTの4戦。

魚の居場所はわかっていても、サイズを確実に狙えるほど見えていない状況でのスタート。

魚のいるポイントでロッドを振りながらサイズを出せるパターンを見つけていくか、

ひたすら掛けていってサイズを当てていくか。



スタート直後の下げ残りから荒川へ入った。

台風接近のため、風が強く、上げに入っても岸際は下流へと流されるだろう状況。

まずはそんなニュートラルな潮を利用する。


流れもあり、風で波立ったどシャローにブーツ90を投げ込んでいく。

今回は特別に愛情たっぷりの「ラブリーブーツ♡」仕様なのだ♪


テロテロと波に揉まれながらなんとか泳ぎきろうとした瞬間にバシュ!と一発!

(54cm)

う~ん、微妙なサイズが食ってきた。

同じシャローで粘っているともう一発パシュ!と水面が割れる。

(40後半くらい・・・)

随分と酷い奇形魚。

完全に骨まで曲がってしまい、よく食ってきてくれた1匹。

あまりにも可愛そうだったので地面に置かずにすぐにリリース。

なのでノーカウント。



ここから、どシャローの反応がなくなったのでポイントを移動し、ジアイの過ぎた明暗部へ行ってみるが

この風と限られた立ち居地では思うようなラインを描けず断念。

すぐに見切ってポイントを変え、ウェダーを着込んで立ち込むことに。


真っ暗なシャローエリア。

普段は緩い潮が支配するポイントだが、魚が着く理想的なストラクチャーがある場所。

そこにこの風で運ばれた潮がガンガン通過している。

ルアーはそのまま。

風の中を低弾道でイメージどおりの着水点に落としていく。

風にラインを持っていかれないようになるべくラインを水面につけて半ばナチュラルドリフト気味に流していく。

その3投目。

ストラクチャーの上に差し掛かったところでバコッ!と綺麗な水柱が立った。

フッキングと同時にポイントから魚を引き離す。

強引に寄せてそのままハンドランディング。


(67cm)

このサイズがもう2本ほしい・・・。


同じパターンでもう一発。


(が、58cm)


大した規模でもないのでこれで打ち止めかと思ったが、ストラクチャーの下流にできた流れの変化にも魚が着いていた。

レンジを下げてヨレヨレに食ってきた1本。

(52cm)


結局上げどまりを迎えるまで荒川で過ごし、ウェダーを脱いでからもショアからサイズUPを図って目ぼしいポイントをまわる。


これまた普段はそうそう流れの出ないポイントでTKLM9/11に出た。


(53cm)

これまた微妙なサイズ。

夜は明け、入れ替えできぬまま港湾部へと移動する。

ここ最近で朝マズメが好調だったポイントに行ったが、この風で潮が入れ替わったのか全体的にガラっと別の潮が入っていた。

別に悪い潮ではないんだけど、やってみると50cm以上のサイズが出ない。

バイブ、クルクル、色々試すがサイズが出ない。

そういう魚ばかりの潮が入っていたてことか?。



ボイル撃ちで1発出たが、40後半がいいところ。

移動も考えたがときすでに遅く、何故か会場から帰りに牛乳を2本買ってきてと頼まれてしまい、その時間も考えて早めに切り上げた。


ウェイインしたのは54cm、58cm、67cm

結果は6位。


そして、優勝したのは・・・

ちょろっと出てきて優勝をかっさらっていった村岡さん!

しっかり75cmの魚を入れてきたところは流石でした。

お見事ですね~。


ポイント:荒川と港湾部
「使用タックル」
ロッド:
(プロト)ブランジーノ87LML・URBAN SIDE CUSTOM
リール:
セルテート3000
ライン:
東レ・ソルトライン シーバスPE 20lb
+ショックリーダー
東レ・トヨフロン スーパーLEX8号
使用ルアー:
ブーツ90
ヨレヨレ
TKLM9/11
X-80SW
TKLM9/11
ブーツ90