その勢いはどこまで続くのか。



なんだかんだ言ってやっぱりベイトがそれなりにいるから数が入るのである。

その大きな原因でもある水温。

ベイトの正体は明白だ。








酒の入らない新年会、そしてグズグズで終わったボーリング大会。

さらにボーリングが嫌いになったのは言うまでもなく「ボーリングなんて80UP釣るより難しいよ・・・」なんて愚痴をこぼしたりしつつ

一度解散したあと、そのままの足でポイントへと向かった。







静かな水面にもったりとした流れ。

その中にある微妙な流れの変化とブレイクを意識しながらキャストをはじめる。




ひとまず緩やかな地形変化狙い。

川の内側のように遠くまで伸びるシャローに緩やかな流れが当たり、どこかしらで流れが変化する。

これといったストラクチャーもなく、そんな流れの変化、シャローにいち早く入ってくる活性の高い魚を狙っていく。

ベイトはアミ。

足元では確認できないが、流れの通る筋には凄まじい数のアミが流れてる。

そのアミを乗せた流れがどこかで反転でもすればずっと岸よりに寄って来る。

そんなチャンスを見逃さないようにやってはいたが、流れが巻いてこない。




意識は流れの差しているブレイク。



しばらくブーツで上を探ったところで烈波にチェンジ。

なるべくブレイクの先までキャストしてミドルレンジを流していく。







開始30分ほど。

烈派がブレイクを抜けターンしたところでラインテンションがかかり始める。

その直後、弾き飛ばしたようなバイトが出た。











ゴンッ!








してやったりのヒット。

相当食ってるのか意外なほどウェイトのある魚ばっかりだ。


(77cm)


今や大人気のベナンスペシャル。






それから2回の浅いバイトを引き出すが、フッキングさせることができず小一時間が経った。


流れも潮位も変わった時間帯。

わずかなストラクチャーが沈むピンポイントに移動する。



潮どまりで動かなかった潮が動き出した。

やっと足元まで流れが効いてきたタイミング。

見れば明らかにわかるほど綺麗な潮目ができている。

スピードの違う潮が隣り合う潮目が斜めにブレイクを横切り始めた。




大チャンス☆




「いい流れが入ったね〜 これは出るでしょ」


なんて話をしていた矢先。





ストラクチャーを通してきたコモモカウンターが勢いよく引っ手繰られた。







ゴボッ!!













バイトの勢いで水面が掻き乱される。

じっくりバイトシーンを見てしまったが、ティップがしっかり入ったところで鋭く大きくアワセた。




これもまた重い。

そして例年の同時期を遥かに上回るパワーとスピード。


十分楽しんだところでランディングに入った。


(86cm)
すごい活性の高さ。

     横でした。



写真を撮ってる間にゐっぺゐさんも掛けた。

おしい、もう少しでダブルヒットだったのに。


ゐっぺゐさん70くらい?

とりあえず70cm前後がアベレージ。




自分はこれにて帰宅。

アベレージの中に80、90ってサイズが混じる。

さて次は誰の手に???




きっと僕が大阪フィッシングショーに行っている間に仲間内に釣られちゃうんだろうなぁ・・・。


ポイント:東京湾奥河川下流域
「使用タックル」
ロッド:
ダイワ・ブランジーノ87LML・URBAN SIDE CUSTOM
リール:
ダイワ・ブランジーノ3000
ライン:
東レ・ソルトライン シーバスPE 20lb
+ショックリーダー
東レ・トヨフロン スーパーLEX8号
使用ルアー:
サスケ烈波(ベナンスペシャル)
コモモカウンター
ブーツ120