4月8日、日曜日はキャスティング錦糸町プラザにてシーバスセミナーをやってきました。

足を運んでくれた大勢の皆さん最後まで有難うございました。

なんだかんだいって盛り上がったのは最後の「あっち向いてホイ!」でしたね(笑)

今回の目玉プレゼントはモアザンブランジーノ95ML!! 7万近いロッドですよ・・・。

これを懸けた壮絶なバトルが繰り広げられたわけで、恒例のジャンケン大会で当選者を絞っていって

最後のジャンケンに勝ち残った2名が僕の独断と偏見で”あっち向いてホイ!”で勝負を決めたのでした。

ホイ!の瞬間がドキドキでたまりませんでしたね〜(笑)


話の内容はアミパターンについてがほとんどで終わりはチョロっとバチのメジャーパターン以外の釣り方ということで話をさせてもらいました。




さて、楽しかったシーバスセミナーは終わったものの、その日は頭痛がひどくてその晩は家で静かにしてた。

気になるのはやっぱり港湾部。

周りの話でもあまりパットしない情報ばかりでどうしちゃったのよ湾奥って嘆きばかりで耳が痛い。

同じ春でも当然毎年毎年少なからず状況は違うわけで昨年と同じ潮周り、パターン、場所でやっててもなかなか答えがでないのが普通。

大まかに捉えることはできても、やっぱ実際に通って自分の肌で状況を感じないと何もわからないんである。

釣れようが釣れまいが釣りに行ってなんぼ。

その全てが貴重なデータの蓄積になる。


その港湾部。

動きの早いバチが長い時間出るようになると今度は追って捕食するコンディションのシーバスが増えてくる。その時間帯だけ。

この日はそれを期待してた。

一昨日は芝浦で3本。

短い時間の釣りだったけど全てバチパターン。

2,3cmのチビ太のバチが軽快に泳ぎ回っていた。


様子を見たいのは上げに転じて水が増えてくるタイミング。

この日も一昨日釣った芝浦のポイント。

少し早いタイミングで入ったが少なからず水面にバチの波紋が見える。

ライトを照らすと足元の水面下には大量のアミ。

バチを食うライズは見えないが必ず水面というレンジを意識しているはず。

バチはまばら。


ゆっくりと手前の潮が右へと動いている。

その潮がホントにゆっくりと当たるストラクチャー。

そのサイドにヤルキスティック78を通していくと数投目にバチャッ!と水面が割れる。

セイゴちゃん

これで一安心。

アミが大量浮く夜でもルアーを追ってバイトしてくる魚が確実に増えてる。

もう春シーズンで一番快適な状態に突入したなと。


立て続けに同じストラクチャーから引っ張り出す。

ストラクチャーの潮表側にいくらか溜まっているような感じ。

50cmないくらい。

次にセイゴがヒットしてさらに立て続けに2発のヒット。

これを綺麗にワンジャンプでバラし続け、次が出なくなった。


迷わずポイントを変える。

この状態ならイケるだろうと向かった運河筋。

まだバチが出てないがアミを食っているシーバスのライズはたまに見える。

試しにつけっぱなしのヤルキスティック78を投げてみるが何もおきない。


すぐにヨレヨレに付け替える。

見えてるライズはほんの一部。

その下にかなりの数のシーバスがいるはず。

魚のいるラインを探りながらレンジも探っていく。

なかなかバイトが出ないまま数十分。










背後に何やら殺気!






ズバッと振り向くとそこにはシルエットでしか見えない2人の人影が・・・。

黙々とキャストする自分があまりにも怪しすぎて警察にでも声をかけられたかと思いきや湾奥を回ってた仲間2人。。

しばし情報交換しながらキャストを繰り返すが何もおきない。




二人が湾奥巡りに戻ったあと、潮がジワジワと効いてくる。

ようやく魚の位置とレンジが定まった。

ヨレヨレに触る頻度が高くなってくる。

その中でバイトらしきバイトをモノにしていく。

50cm半ば

お口の中はコチラ↓




またしばらくしてバイト。

魚のいるだいぶ手前に着水させ沈めつつレンジと魚のいるラインに合わせていく。

セイゴクラス

まだレンジが深い。



そうこうしているうちに手前の雰囲気が変わってくることに気づく。

次第にかなり手前でライズが出始めた。








原因はバチ。

ここは遠くの魚を止めてバチを食い始めた手前の魚に集中する。

ヤルキ78に付け替えて水の抵抗を受けやすい角度でライズのある付近を通していく。

ときどき風が邪魔してうまくレンジをキープできないがラインが真っ直ぐ入ったタイミングでバチュ!と出た。

40ちょい

でも続かない。

レンジとアクションが合ってない。



にょろに変えてみるが結果は変わらず。

ラインがしっかり入ったときに大体バイトが出る。

この微妙な風がなきゃなぁ。。





またヤルキ78にチェンジ。

流れに対するキャストする方向でレンジとスピードを違和感なくバイトしてれるように流すのみ。

50cm半ば



にょろにも45くらい

う〜んなかなかコンスタンにとはいかないようで・・・。

バチは増えてくるもののバイトが遠のいていく。



夜明け前。

もう一つバチが出たらばと気になっていたポイントへ移動する。

常夜灯が作る明暗部。

ヤルキ78を明るい方から暗い方へと入れてやる。

こちらは数投で反応が早かった。

水面にバチは見えないが完全に水面を意識した魚。








同じ要領で潮あたりのいい面を攻めてみるとガボッ!と今日1の重いバイトが出た。

結構良い感触♪

66cmでした。

これは続くんじゃない!?

なんて思いながらやってると案の定ガボッ!のバイト!!

これもいいんじゃないの〜?

って思ったら・・・

デップリのマルティーさんでした。。

しかも連続で2本・・・。

良い引きしてくれました。

外すときにフックも折れ、空が白けそうなところで終了〜。


ポイント:港区・江東区港湾部
「使用タックル」
ロッド:
ダイワ・ブランジーノ87LML・URBAN SIDE CUSTOM
リール:
ダイワ・イグジスト3000+モアザンスプール
ライン:
東レ・ソルトライン シーバスPE エフゼロ 20lb  1,2号
+ショックリーダー
東レ・トヨフロン スーパーLE6号
使用ルアー:
ヨレヨレ
ヤルキスティック78
にょろにょろ