車で30kmちょっと。

都を抜け出して川を遡る。

渋滞の下道を走ること1時間半。

一つの川に着いた。

流れのより出やすい下げのタイミング。

一箇所目は予想と大きく状況が変わっていたのとバサーがいたのでパス。

2箇所目にすんなりポイントに入る。

水深は深くても7,80cmほど。


1投目、投げ込んだTKLMに何かが触る。

コイ系か?

それもかなりの量。

ルアーが当たってビックリすると、慌てて逃げて水面が大きく揺れる。

何度触ったかわからないが少しずつ場所をずらしながら何時くるかもしれないシーバスのバイトに集中する。




しばらくしてやっと吸い込むようなバイトが出る。




バシッ!とアワセ、引っ張ってくるがエラ荒いの気配もなければ引きも違う。

明らかにニゴイ。。

で上がったのは60cmくらいのニゴイだった・・・。





その後も触るのはニゴイっぽいコイ系ばかり。

そのうちTKLMがボトムを擦った直後に魚信。

でも軽い。。



で上がったのは・・・



カワヒガイ。

たまたま引っかかっちゃったようでアッパーフッキングでした。。



かれこれ数時間、何箇所かまわった挙句シーバスの反応をつかめないまま湾奥へと引き返す。

ここで仲間と合流し、そろそろライズも出る時間だろうと向かったのは潮の利き始めた隅田川。



水辺で眺めること5分ほど、川の真ん中でバシュ!と水の立つ一発のライズが出た。

ゆっくりと手前まで潮が利いてくるとキャスト範囲内でもライズが出始めたところで急いでタックルを取ってくる。




手前7,8mの幅で表層の水が反転し下流へと向かって流れ、その沖で太い流れがゆったりと流れてく。

その反転流の岸際はマルタばかり。

いい感じに出た水柱だけを狙いたい。



ライズはその流れの境目と沖の太い流れにできた潮目で出ている。

刻々と流れが変化していくのに連動してライズの場所も変化していく。

それを追尾していくように広い範囲の中からキャストポイントを決めていく。



ライズは出ないがそこにいるだろうと思われる沖の潮目付近。

そこにヤルキバをフルキャスト。

流れに乗せてラインをたわませたまま引いてくると10投目くらいでコッ!と小さなバイト。



乗らなかったが次の3投目で乗ったところでゆっくりアワセを入れる。

(50ちょっと)

ここんところは乗らないバイトがかなり多い。

マルタが大量いるのでそいつが食ってて乗らないと感じてるのもあるし、

アミがいすぎてアミライズとバチライズが混同してるのもある。

まぁ食わせにくいのにはかわりない。




でも釣ればかなりいい確率で60UPが混じる感じ。

ライズを見ててもこれは隅田にしちゃかなりいいサイズだろうって感じるデカいライズも沖目で頻繁にある。






次第にライズも増えだし手前の違う向きの流れの境目で出たライズをニョロニョロで直撃。

ブンッ!と乗らないバイトの後3投目くらいでモフッ!のバイトでフックが乗る。

電撃フッキングは禁物。。

(62cm)


また狙いを沖に変えてヤルキバでデカライズのある付近を丁寧に引いてくる。


そんな最中、仲間が一発手前のライズを掛けた。

これもそこそこのサイズっぽい。

(上げてみるとこれも62cm)

いい感じ。

でも魚数に対してヒット数があまりにも少なすぎてやっぱ納得いかない感じ。

何かこの状況を打破するパターンでも見つけないとダメか!?



ヤルキバが着水する寸前に巻き体制に入って3mほどスー・・・と早めに引いたところで軽く押さえ込むようなバイト。

フルキャストしたのでかなり先。

遥か沖で小さくエラ荒いが出る。

ロッドに伝わる重さは60UPな感じ。

ギュンギュン引きを味わって強引に抜き上げた。


ちょっと水受けをよくしようと頭をカットしたヤルキバにバイト。
(ちょっと太めの66cm)



さらに手前の怪しいライズを2発ほど掛けたがコレ2発とも立派なサイズのマルタ。。

その後はライズも沈静しわずか1時間ちょっとのバチ時合が終了。


ポイント:埼玉〜隅田川
「使用タックル」
ロッド:
ダイワ・ブランジーノ87LML・URBAN SIDE CUSTOM
リール:
ダイワ・ブランジーノ3000
ライン:
東レ・ソルトライン シーバスPE エフゼロ 20lb  1,2号
+ショックリーダー
東レ・トヨフロン スーパーLEーX 6号
使用ルアー:
TKLM9/11
ブーツ90
ヤルキスティック78
ニョロニョロ