東京に4度目の雪が降った。



雨から雪に変わった夜。

今週のスケジュール的に行けるのは今日しかない。

みぞれ交じりの雪はその激しさを増してゆき、気温は1,6度。

これなら誰もいないだろう。

お天気お姉さんも今夜は積もらないって言ってるので想うジアイを絞ってポイントへと向かう。




この日ならサイズ問わずかなり高い確率で釣ることができるジアイ。

釣りの目安時間は1時間。

その1時間にジアイが入るようなタイミングでポイントに入る。

今日もウェーディング。



ウェダーを履いたところで寒さは変わらない・・・。

かじかむ手、使い捨てカイロは外気に触れると使いものにならない。

レインジャケットで絶えうるのも2時間が限界か。

この気温プラス雪と風。



その潮が来てくれることを祈る。






今まで軽快に流れていた流芯が緩み始める。

150m先にはその流れをブロックするようにして、別の潮が居座っている。

その別の潮を大きなストラクチャーとする考え方。

そのブロックしている潮に緩みかけた下げ潮がぶつかり反転流や交じり合ったような複雑な環境が起こる。


ポツリと沖で小さなライズリングが一つ出た。




キタね。





仲間と2人で無言の相槌を交わすとライズリングがもう一つ。



その5分。





ポイントに着いて10分ほどで仲間が掛けた。


ゴボゴボゴボッ!!




(65cm)

早いね〜 なんていいながら楽々ランディング。






まだ同じようなペースでで続けるライズ。

まだありそうだ。




ジワジワとブロックしていた潮がこっちへと寄ってくる。

タイムリミットはあと15分程度か。

雪を顔面に受け止めながらキャストを繰り返す。




ルアーローテーションを繰り返しコモモにチェンジする。

せめぎ合って出来た潮の上手。

そこへコモモをフルキャストで入れていく。



スローにその潮からブレイクをかすめるように引いていく。


だいたいブレイクに差し掛かる手前2m。




ライズが出たコースをトレースするように引いてくる。

















バフッ・・・!!












水面が小さく割れた。







ドラグは合わせたときにはラインが出ないくらいの重さ。

しっかりフックを詰めてからドラグを開けていく。



やりとりを楽しんで冷たい川にその手を突っ込んだ。




(86cm)

いました、



吐き出したのはアミとバチと消化してよくわからないもの。

今このタイミングだから、あえてアミに合わせることもバチに合わせることもベイトフィッシュに合わせる必要もない。

そんなジアイ。



潮が転じると潮色の違う水温の低い潮が差してくる。

そうなると自分の中では一段落の合図。

ライズも消え、潮が離れたところで終りにした。


ポイント:河川河口周辺
「使用タックル」
ロッド:
ダイワ・morethan ブランジーノ87LML
リール:
ダイワ・ブランジーノicon3000
ライン:
東レ・シーバスPE エフゼロ 20lb  1。2号
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+ショックリーダー
東レ・トヨフロン スーパーL‐EX 6号 icon
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使用ルアー:
アイマ・コモモ
アロウズ・レアフォース
マングローブスタジオ・サルディナ107F
原工房・ブーツ120(ウッド)
アイマ・魚道110MD(改)
バッグ:
MAZUME・レッドムーンウェストバッグ icon
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ライト:
PETZL(ペツル)・ティカXP icon
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