狙うは小型が抜けただろう中流域。
夜の中川へと行ってみる事にした。
まだまだベイトが多く残っているエリア。
まだ落ちには早い。
あいにくのダラ潮。
流れが緩いかわりに潮位が下がるスピードは遅く一つのポイントでいれる時間は長い。
この日の中で流れがピークに達するときで、
そのタイミングでベイトが浮き、
ある程度ベイトがまとまる時間帯。
川面を見ながら移動していくとやりたいシャローにベイトが浮いて溜まっている。
静かに近寄って様子を見る。
ベイトの群れは１０匹程度。
その群れがゆっくりと水深の深い方へと移動していく。
およそ６，７０ｃｍくらいのところだろうか。
そこへイナっ子の群れが差し掛かったところで
イナっ子の進む向きとスピードが若干変わった。
この水深でこの妙な動き。
ボイルこそ出るような活性ではないが
そこに居るに違いない。
上に浮いているベイトだけではなく、
ボトム近くにもイナっ子はいるはず。
水深に合わせお試し中のごっつぁんミノー小型バージョンを静かに落とす。
実はごっつぁんミノー１２５Ｆと平行して開発を進めていた小型ごっつぁんミノーは
流れの緩いスローな展開の釣りで使えるように
大きいやつとはアクションの質を変えてある。
プロトタイプＣとプロトタイプＢとあり
僕が気に入ったプロトタイプＣをキャストする。
それで食うかどうか。
３０ｃｍほどキャストし水を切ってラインを馴染ませると
しっかり潜らせてゆっくりと巻いてくる。
今日もいいピッチで動いてる。
さっきイナっ子の群れが動きの変化を見せたピンポイント。
ボトムにはところどころにボトムストラクチャーとなるものが点在していてそれに着いていると確信。
そのピンポイントをコース上に置き
ゆっくりとボトム〜ミドルレンジを引いてくる。
完全に流れの走ってる流心の内側にあたる流れのゆるいシャロー。
そこにいた。
ドンッ！！
速く鋭いバイト。
完全に乗った。
ボトムに口を付かせないようにやや強引に頭を浮かせ寄せてくる。
が、かなり重い・・・。
しかも、タモを忘れた・・・。
魚掴むやつも忘れた・・・。
どうするか・・・・。
ちょっと歩いてなんとか上げれそうなところまで引っ張り
頑張って腕を伸ばしてハンドランディング。
あれ？
ごっつぁんミノーが見えない？
おもっ！
丸呑みだったが、ごっつぁんミノーが小さいことでテールフックがエラにまで達してなかった。
（８２ｃｍ）でぶでぶで貫禄のある横綱級♪
ごっつぁんです♪
さらに次を狙って別のシャローへ。
パターンは同じ。
ここだろうってピンポイントの上を引いてくるとドンッ！！
合わせたものの完全にフッキングしていなかったのか
強引に寄せたら途中でフックアウト。
テールフック二本がベッコリ・・・。
重さはさっきと同クラス。
この釣れ方するだけにまだ今シーズンも終われそうもなさそうだ。
| ポイント：中川 | ||
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