マングローブスタジオ
ソルアズーラ

(マリブ78)
ウェイト:11,8g(固定重心シンキングタイプ)
サイズ:78mm
プライス:1,550円(税込み1,628円)
発売日:2009年2月17日〜

カラー:全14色 (カラー紹介→←クリック!)

アクション動画marib78
まずは、アクション動画と同じアクションになるように
マリブ78が最も魅力的なアクションを出せるスピードで引いてきてみてください。

アクション動画marib78
この動画のスイミングアクションと同じような感じになるように、引いてきてみてください。
それがマリブ78が最も魅力的かつ、シーバスに口を使わせやすいベストスピードです。


マリブ78ミノーの形状的特長とシンキングペンシルのアクション的特長を融合させたことにより、
シンキングペンシル同様の飛距離とスローなスイングアクション、ミノーのような風や流れにも強く簡単にレンジキープできるといった性能の両方を手に入れました。
 またロッドアクションを加えればミノーライクなヒラ打ちダートを演出することができ、食わせのタイミングとして使うこともできます。潜行レンジは着水から巻き始めて0〜80cmに設定。
既存のシャローランナーと同じレンジに合わせることでルアーローテーションの軸をアクションに絞って考えることができます。

 キモはプラグを動かすために付けたのではないリップ。リップが絶妙なバランスで水を掴んでくれるので風が吹いていても水面を割ることはなく、ティップ位置を上下にコントロールするだけでレンジを細かく刻むことができます。
 
もう一つの特徴はシンキングペンシルより、遥かに水平に近い姿勢で泳がせることができること。シンキングペンシルは近距離をレンジキープしたままゆっくりと水平に近い姿勢を保つことが難しいルアーですが、マリブ78の場合、遠くでも近距離でも水平に近い姿勢を保つことができるため、レンジキープがしやすくバイトゾーンを外しにくく、見切られるまでの時間を稼ぎ、より魅力的なアクションを長く見せることができるというメリットがあります。
 固定重心ながら圧倒的な飛距離とレンジキープのしやすさ、シンキングペンシルにも似たアクションで、通常のミノープラグでは攻めきれなかった状況に対応したルアーです。
マリブ78を使ってみれば”大きなルアー=大きな魚”が釣れる というイメージを簡単に崩すことができます。本当の釣りの楽しさはそれを知ってから始まります。


漁港まわりや明暗部など、シーバスが見えているのにミノーを投げても反応しない魚にマリブのような緩いアクションでアプローチすることで口を使わせることができます。
近距離でも足場の高いところでもシンペン風アクションのままゆっくり下のレンジを引けるという特性を持ちあわせています。

基本はただ巻き。流れの強弱に合わせてデッドスロー〜ミディアムくらいの速度で引くことが前提のルアーなので。ファストリトリーブでは最も魅力的なアクションを出すことができません。が、状況によって
ジャークやトゥイッチを加えたり、一瞬リトリーブ速度を上げるなど一時的にイレギュラーなアクションを与えることでさらにバイトが増えることもしばしば。
まだまだ色んな使い方があると思います。



マリブ78は小粒で11,8gと決して重いというウェイトではありません。
しかし、
シーバス釣りを始めたばかりでキャストの慣れていないアングラーでも飛距離が簡単に出しやすく直進性が高いため、7cm、9cmのミノープラグよりも風の影響を受けにくいという大きなメリットがあります。
飛距離が伸びることそれだけで狙えるシーバスの数を飛躍的に伸ばすことができ、
時に大きな武器となります。


また、ボートシーバスにおいては無理をしてポイントに近づきがちですが、マリブ78
飛距離の出しやすさを利用することで、離れた位置から魚にプレッシャーを与えずにアプローチできる
というメリットもあります。
ボートシーバスjでは常に不安定な足場からのアプローチになるため、オーソドックスなシンキングペンシルではうまくレンジやアクションをキープしたまま引いてくるのが難しいものです。
その点をクリアできるのもリップ付きシンキングペンシル”
マリブ78”の使い勝手の良さが生かされる部分です。

そしてとても効果的だろうと予想はしていたものの、僕の想像以上にマリブ78が活躍したフィールドの一つがサーフです。
荒れすぎた
サーフでは使い物になりませんが、比較的落ち着いた海で逆に波が無いと食わせにくいとされるサーフでは僕も驚くような釣果を得ることができました。

まだまだ
マリブには大きな可能性が秘められています。

見た目で特徴的なのはリップ裏側のウェイトボール。2/3ほど埋め込まれた状態になっています。この位置にウェイトをプラスしたことでアクションがグッと良くなりました。
あとはエラ蓋のデザイン。ここはリアルさを追求するのではなく遊んでみました。


フック設定はST46#6



またフックをフロント#5・リア#6や、フロント#5・リア#5に交換することでアクションのスピードを速めたりレンジを深くすることができます。
お腹が平らなのでチューニングウェイトを張ってもOK



デイゲームのシャローや魚が表層を意識しているときはスローに引きつつも時々ジャークを連続して入れながらイレギュラーなヒラ打ちダートでシーバスに気づかせ少しだけやる気にさせてあげます。
2,3発ジャークを入れた後、ただ巻きの緩いアクションに戻すと・・・