今年もこの季節がやってきた。

ロックフィッシュ遠征である。



初日。



仲間の運転で向かう中、まもなく仙台に差し掛かろうかというところで怪しい雲に覆われ辺りが小雨に包まれる・・・。





携帯とTVから向かう先の天気を確認するもどうやら天気が悪いようだ。

風も強く、ウネリがかなり残っている状況。




この日、午後から船に乗る予定だったがあいにくの状況に船が出せないとの返事。




それじゃあ仕方がない、というわけでロックフィッシュの勉強をDVDでしながらのんびりと現地へ向かうことに。



佐藤くんのDVD。

ほんとに衝撃的なリアルな映像にフムフムとうなずきながら誘い方などロッドワークを見てイメージトレーニング。

アイナメのイメージをガラっと変えてくれる内容に驚愕しつつ、運転している仲間には危ないからお前は見るんじゃない!と独り占め。




そんな感じで現地へと到着し初日はゆっくりと食事&情報収集をすることに。

一年ぶりの佐藤くんとの再開。



その夜は、

今のアイナメの状況や最近の流れを聞きながら美味しい生ガキやら金華サバを口いっぱいに方張りながらビールを流し込んだ。



宿はいつも泊まるペンション風のFUTABA INN。

翌日の海況が良くなることを祈りながら床についた。











次の朝。

そこそこ吹く風に不安を覚えつつ出船場所へ向かう。



出船場所の内湾は落ち着いているが外のウネリはそれなりにあるらしい。


今朝の気温は2℃・・・。

東京のぬるさから一気に2℃・・・。

そのギャップに震えながらしっかりと着込んで船へと乗り込んだ。



海水温と外気温との幅がありすぎて出来た朝モヤ。

その海面を這うように漂う朝モヤの中を突っ切るようにして沖合いの岩礁帯へと向かう。





初っ端。




船中1本目は30cmほどのアイナメ。

久々の釣りを思い出しながら探り探りやっていく。







その後もバイトが連発するもなかなかフッキングに持ち込むことができない。

全くタイミングが合っていない。

アワセを入れている魚も選べていないし足りなすぎる自分の引き出しにイライラしながらキャストを続けていく。




自分のバックシートで次々と掛けていく佐藤くん。







仲間は40UPを釣り上げるも二人とも数が伸びない。




結局この日の自分の釣果は4本。

いつもプラグで釣りをしている自分には簡単そうに見えて難しい釣り。











そして3日目。

さらに気温の下がった朝。

宿を出ようとすると足元のウッドデッキが凍っていることに気づく。。



今日は昨日よりも海況はいい。

風も比較的穏やかな朝、船着場へと急ぐ。




その途中、朝食を取ろうと寄ったコンビニで気がついた。



車の屋根が凍ってる・・・・・・・。

厚さ5ミリほど。。


携帯で気温を見ると現況0℃の文字・・・。

こちら石巻でも今季一番の寒さらしい。


なんて運の悪いウチラ。

またまた大量に着込んでカイロを張りまくって船へと乗り込んだ。








穏やかな朝。

速攻でポイントに着くと激しい根周りをパルスワームで探っていく。






またまた船中1本目。

浅めの岩盤からコロコロと落としボトムで止める。

その瞬間コンッ!!のバイト。

すかさず電撃フッキングをかます。






上がってきたのは30cmちょいのベッコウゾイ。

この魚超カッコイイっす。




やっと3回目の遠征にしてわずかに誘い方とアワセるタイミングを判ってきたのかフッキングが決まってくる。

どこから誘ってどこで食わすのか、これも重要だ。

ラインはフロロの20lb。

これでも細すぎるくらい。



40近いのが釣れ



やっと45cm近いオスをゲット。

その後も数を重ね今日にして10本のアイナメと1本のベッコウゾイを釣ることができた。

バイト数はその5倍ほど。。


バシバシ掛け捲る佐藤くんをときにはロッドを振らずに見学しつつ充実した宮城遠征を終えることができた。

佐藤くん今回もお世話になりました。




ポイント:宮城県牡鹿半島近海
「使用タックル」
ロッド:
ダイワ・Saltist HRF 702HMHB
リール:
ダイワ・Saltist HRF
ライン:
東レ・ ソラローム スーパーハードストロング(フロロ)20lb 
使用ルアー:
バークレー・パワーホッグ4”/3”
バークレー・パルスワーム4”
バークレー・ガルプクロー3”
ダイワ・HRFツイスターホッグ4”
シンカー・
1oz以上(タングステン)
フック・
カツイチ・キロフック2/0〜3/0