湾奥のシーバスも数釣りシーズンが終わりひと段落したころ、
僕はせっせと遠征の準備をしていた。
今回のターゲットは「ロックフィッシュ」。
一度やってみたいと思っていた宮城の釣りだ。
シーズンもピークに差し掛かるところとあって期待十分との話だ。
11月後半の週末、
東京でサバ棒寿司を買い、AM9時過ぎの「やまびこ」に乗って仙台へ。
1時間45分で仙台入りし、20分の乗り換えで手動ボタン開閉式ドアの仙石線に乗り込み終点の石巻に向かう。
石巻に到着し、先に石巻入りしていた東京の仲間と合流すると女川方面へ車を走らせる。
しばらく海岸線を走り、とある漁港へと車を止める。
水深5,6mあるボトムがくっきりと見えるほどクリアな潮。
そのテトラ周りを覗くと10cm前後のメバルが群れていた。
この辺はアイナメが釣れるとの仲間の話にタックルをセットして水深2m以浅のゴロタ場&岩礁帯を攻める。
岩や根の切れ目を丁寧に探っていくとコンコンコン!とワームを咥えて後ずさりするようなバイト。
ラインを送って大きく合わせる。
が、下手くそなのかフッキングしない。
魚が小さいのか?とか思いながらその後も5バイトほどとって散々ロッドを煽ってはみたもののノーフィッシュ。
夕方までもう2つの漁港をまわってみたが釣ることはできなかった。
その日の夕方、諦めの悪い僕と仲間は石巻の漁港でメバル狙いに変更。
昨シーズンからハマってるスプーン+ワームで常夜灯の下をテロテロと引いてくるとワラワラと岸壁からメバルが出てくる。
このスプーン+ワーム、スプーンが左右にゆらゆらと揺れるとワームもそれに連動して逆方向に揺れる。
ジョイントミノーよりもっとキビキビとしたハイピッチなアクションがかなり気に入ってる。
水深の浅いゴロタ場とかでもジグヘッドより根がかりしにくいし、
ある程度ウェイトがあるから飛距離も稼げてフォールはゆっくりとゆらゆら落ちるのでフォール直後のバイトも多い。
沸いてくるメバル、これがまたサイズが小さすぎてフッキングさせるのが難しい。。
で、やっと掛かったのがコレ↓
12cmくらいのかわいいメバルです。。
なかなか掛けるのが難しくて2時間ほど熱くなってしまい、気がつけばいい時間。
その日の夕食へと急ぐ。
一度、泊まるペンションでチェックインを済ますと近くの居酒屋へ。
地物のアイナメとカキを食らいつつ、ちょこちょこと色んなものを摘みながら腹を満たす。
釣具とかガソリンは変わらないんだろうけど、それにしても物価が安い。
そう感じてしまうのは僕だけだろうか。
ペンションへ戻ると明日の準備。
机一杯に釣具を広げて必要なものだけをピックアップ。
ちなみに机左上は女川の釣具屋で衝動買いしてしまったヒラジグラ60g×4。
初めての釣具屋訪問もまた楽しみの一つでもある。
それから携帯のアラームを4時半設定にして就寝です。
2日目↓