2004年の大晦日は地元仲間とホードをやりに群馬の雪山へ。

(こんなカチンコチンな雪道は久しぶりなんでちょいビビリ入ってます)
だいたい毎年、X−TRAIL JAMを見に行こうとして行けなくてその一週間後くらいにそのTV放送があって、
とうとう我慢できなくて雪山に行くってのが例年のパターン。
ケロッグコーンフロストばりに、もう我慢できないんです。

何度か後輪を滑らせながらゲレンデに到着。
過去にカーブで滑って180度回転した経験もあってハンドル捌きがうまくなってる。
朝、明るくなってからガンガン雪が降ってきてゴーグル無しじゃまず無理。
前もって泊り込んでいた十数人の仲間のスキーヤーと合流してゲレンデに飛び込んだ。

まずは初心者の友達の練習。

一見なだらかに見えるけど結構スピード出てるもんで
目の前でこけたボーダーに突っ込む直前の超へっぴり腰なスーパーショット。
このあとはじっこに写ってる見知らぬボーダーに突っ込んだのは言うまでもなく、その瞬間にドラマばりの恋が始まりそうな感じで、
でも現実そんなに甘くはなく、そんなときに限ってタイプの顔ではないんである。

昼間は山の中腹にあるレストランで早めの昼食。
メシを食いビールを流し込んで身体が暖まったところでまた出撃。


雪がすごすぎるのと寒いので完全フル装備なスキーヤーの友達。
ここまでくるともう男か女かわからない。

冬の始まり、久々に身体がうずく。
ちょっと残念だったのがこのゲレンデにジャンプ台がないこと。
レールはいっぱいあるんだけど豪快に吹っ飛べる施設はない。
しょうがないのでレールで転げまわってあそんだんだけれども、そのあげくに
デジカメの液晶が破壊。。
なんとか仲間に借りた無線機は守ることができたが正直言ってショックはデカイ。


まぁファインダーを覗けば写真は撮れるんだが、確認する液晶が真っ白なんでデジカメの意味がなくなった。
そっから吹っ切れたようにゲレンデのはじっこで飛んだりはねたり突っ込んだりして無邪気に滑りまくった。

その帰り道、スキーヤーの仲間と別れてボード組みは一路東京を目指す。
その途中左折して老神温泉に寄る。
昔、小さいころに家族で老神温泉に来たことがあるらしいが、すでに記憶なし。
探しに探して雰囲気がよさげな旅館を発見。
お湯だけ拝借して冷え疲れた体を癒す。
旅館の客は夕食中とあって内湯も露天にも誰一人いない。
ひのきの内湯と露天を独り占めにして一時間を風呂ですごす。
あとで気づけばこの風呂の時間だけが唯一の幸せなひと時だった。

さてあとは帰るだけ。
が、しか〜し!!
朝には予想もしていなかった関越自動車道、練馬まで通行止めの電光掲示板が目の前に立ちはだかった。
仕方なく17号に進路をとる。
相当な雪が降ったのか行きにまったく雪がなかった場所にてんこ盛り雪が積もってる。
関越に乗れない車が17号にごっそり流れ込み、渋滞にはまるなか睡魔が襲う。
群馬を過ぎ、埼玉に入ったというのに道路には雪がいっぱい。
8台くらいの玉突き事故や中央分離帯に突っ込んだ車、道をふさいだ観光バスを横目に慎重にハンドルを握る。

なんとも2005年への変わり目を渋滞ではまった車の中でオールナイトニッポンを聞いたまま過ごすハメになってしまった。。
まぁこれもいい思い出とわりきり、ろくな飯も食わずに東京へ突入する。
で、首都高も通行止め。
散々でございます。

日帰りの予定が帰路に8時間を費やし日をまたいでしまう日帰り?旅行だった。。